Unityで開発した最初のゲームアプリをGooglePlayとAppleStoreにリリースする事ができました
当初の予定では先ずは1つゲームをサクッと出してみる予定でしたが想像以上に苦労して想定以上に時間がかかってしまいました
そこでどういった問題があったのかを振り返りつつまとめてみようと思います
この経験談がこれからアプリ開発を行いたい方のお役に少しでも立てれば幸いです
個人登録でのリリースは実質無理そう
ゲームをリリースするまでにやった事でも記載しましたが、GooglePlayの規約の変更に伴い個人登録でリリースする為には20人以上でのテストが必要となり実質個人登録でのリリースは実質無理な状態となっていました
以前の情報から個人で簡単にリリースできる環境として軽く考えていた為、ゲーム完成後にまずはGooglePlayデベロッパー登録をサクッと行う予定だったのですがいきなり躓き一旦保留として先にAppleデベロッパー登録から進める事にしました
その後情報を整理した結果法人登録しかなさそうだったので、色々と準備が必要となり想定以上に時間が掛かる結果となってしまいました
この経験からこれから始める方は法人登録前提で準備を進める事をお勧めします
リジェクト地獄
Apple Storeへのリリースまで最初の提出から1ヶ月以上かかってしまいました・・・
私の凡ミスも含めてどういったリジェクトがあったかを記載していこうと思います
広告をテストIDで提出によるNG
過去の情報も含みますが、広告ありでゲームを提出する際の流れなどを調べた際にまずは広告テストIDで提出を行った後承認されたら正式な広告IDに切り替えるのが良さそうとあった為テストIDで提出を行いました
その結果テストIDが使用されているとリジェクトの返信があり改めて調べた結果提出時に正式な広告IDに切り替えて提出する必要がある事がわかり対応をしました
余談となりますがAdMobの正式な広告IDを設定してローカル環境でテストを行うのはNGとなりますのでご注意ください
デザインに対する権利確認によるNG
今回のゲームは愛犬の画像を加工して使用していたのですがなぜか権利に対して許可をもらっているかの確認がありリジェクトとなりました
内容に対して「自分の飼っている愛犬の画像を使用しているのですが問題となりますでしょうか?」と問い合わせたとこと再度リジェクトの返信がありました
問い合わせに対してもダメだった場合はリジェクトとして返信が来るみたいです
まさかの「Shiba」NG
問い合わせに対するリジェクトの内容に少し変更があり内容を確認したところまさかの「Shiba」の表記に対するNGでした
流石にこれにはビックリしましたが、おそらく「Shiba」の表記と「柴犬の顔アップ」のデザインの組み合わせに対してどこかのメーカーが権利を取得しているようでNGとなったと思われます(内容からと予想となる為正確な情報ではないのでご注意ください)
作成したゲームは英語版の名称で「Shiba」の表記を使用しており、アイコンは「愛犬の顔のアップ」を使用したものを提出していました
審査待ちから進まない
その後仕方がないのでゲーム名の変更とアイコン含めてゲーム内で使用していた愛犬の顔のアップを無しにしてデザイン変更を行い、変更に伴い説明文やスクショ、プレイ動画も全て準備し直して再提出を行いました
その後10日ほどまっても一向に審査中にならなかった為、調べたところたまにそういった状態になる事があるらしくて対処方法としては1度提出のキャンセルして再提出した方が良いとあり1度提出のキャンセルを行いました
同じものがあり不正防止でNG
こちらは最終的には完全に私の失敗となりますが、再提出をそのまま同じ状態のまま行なってしまった為既に同じ提出物があり不正な提出扱いとなってしまいました(不正防止の為のようです)
初めは内容を理解するのに苦労してしまい、名称変更により以前のものと別の扱いになって内容に対する不正と誤解されたのかもと確認を行いましたが、その質問に対しても再度リジェクトが来るのみでした
余談となりますがリジェクトのメールに質問の言語は問わないと記載があった為、質問は全て日本語で行なっていましたが質問に対する正確な返答は頂けませんでした
もしかしたら英語に変換して質問をしたら正しい返答を頂けたのかもしれませんが試してない為にその辺は不明となります
諦め半分で最後の提出
正直正確な内容がよく分からなかった為諦め半分でバージョンを上げて再アップした後対象国を日本のみにして一部説明等の修正を行った後再提出を行いました
正直この提出もリジェクトされるかもと思っており、リジェクトされたらもうこのゲームをアップルに提出するのは諦めようと考えていました
そういった気持ちで翌朝メールを確認したら「Congratulation」の文字の書かれた返信があり暫く何が起こったのか理解できませんでした
その後無事に承認された事を理解しやっと終わった〜と正直嬉しさよりもやれやれな気持ちの方が大きかったのを覚えています
まとめ
未経験の対応が多くある程度時間が掛かる見積もりを出していましたが、当初の想定以上に時間が掛かってしまいまだまだ計画が甘かったようです
今回は特殊なケースも含めて色々経験できた事を前向きに考えつつ、これらの経験談が少しでも誰かのお役に立てる事がありましたら幸いです
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