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【ゲーム開発】ゲーム会社に新卒入社後最初に担当した仕事について

開発全般

20年以上前の話になるので今とは異なるかもしれませんが、私がゲーム会社に入社後どういった流れで最初のプロジェクトに配属となってどんな内容の作業を担当する事となったのかをまとめてみたいと思います
少し外からは分かりにくゲーム業界をこれから目指す方に、自分の体験談が少しでもお役に立てる事ができたら幸いです

研修期間

入社して先ずは研修期間となり担当の先輩から説明を受けた後、開発機を渡されて自分で勉強をして何か簡単なゲームを作るように指示がありました
記憶が曖昧で申し訳ありませんが、開発機は余っていたPS1の機材だったと思います(PS2だったかもしれません)

開発機に触るのも初めてでしたがマニュアルを見ながら自分でセットアップをした後、サンプルを実行したり処理を確認したりして勉強をしました
その後ある程度把握が進んだら簡単なゲームの作成に取り掛かりました
何を作るかしばらく考えたのち物理の挙動などの把握の為に「チンチロリン」のゲームを作ったのを覚えています

プロジェクト配属

同じタイミングで入社したプログラマーは私と同期1人の2人で、当時稼働していたプロジェクトも2つあった為それぞれ別のプロジェクトに配属となりました
配属にあたってはそれぞれどちらのプロジェクトに入りたいかの確認がありましたが、その後プロジェクト側の状況と合わせて決まったと聞いています

幸いにも自分の選んだプロジェクトに配属する事ができて一安心したのを覚えています
もう一方のプロジェクトは結構ハードそうだったので出来れば遠慮したかった気持ちが強かったです 笑

初めての担当は?

当時の開発規模は今よりも小規模のもので私が配属となったプロジェクトの人数も30人いるかいないかで、プログラマーに至っては私を含めて4人でした
今では考えられない人数での開発でその分、1人での受け持たないといけないタスクが多かったように感じられます・・・

そういった状況で最初に担当した業務はUI全般で、基本的に1人で全ての要素を対応することになりました
今では全ての要素を新人が全て担当しないといけない状況は考えられないと思いますが、当時は今よりもハードな時代だったように感じます
余談となりますが、UI関連は比較的技術的なハードルが低くく今でも最初の業務として割り当てられる業務になると思われます

プロジェクトを終えて

いきなりの実戦投入で戸惑いつつもなんとか業務をこなし無事に完成まで頑張る事ができました
開発期間も今よりも短い期間での開発のため大変な事もありましたが経験を積む上では非常に濃厚な経験を積む事ができました

そしていよいよ初めて開発に携わったゲームの発売日がやってきました!
ゲームショップに行き商品が並んでいるのを確認して、そのゲームを手に取ってくれているユーザーを見れた時のなんとも言えない感動は今でも覚えています!
この感動があるからこそ、その後の大変な開発を今まで何度も続けてこれたんだと感じています




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