先日初めてUnityで作成したゲームをGoogle Playに公開する事ができましたので、備忘録兼ねてUnityのAndroid版リリースビルドの基本的な設定をまとめてみようと思います
Unityマニュアル
Android – Unityマニュアル Version:2023.2(Unityバージョン毎に記載)
Build Setting
BuildSetting画面を開く
UnityメニューのFile => BuildSettings から画面を開き、Platformの「Android」を選択する
(Android用ビルドを行うためにプラグインをインストールする必要があります)
リリース設定を行う
- Development buildのチェックを外す
- Build App Bundle(Google Play)にチェックを入れる
Player Setting
Project Settingsの「Player」の項目を選択する
基本設定
Company Name
任意の名称でデベロッパー名などを入力
※iOS版と共有
Product Name
任意の名称でプロジェクト(アプリ)名などを入力
※iOS版と共有
Version
バージョンを入力
※iOS版と共有
アップするたびにバージョンをあげる必要があるので最初のビルドは「1.0.0」などにして、アップデートの度に「1.0.1」と上げていくと分かりやすい
(仕様追加など規模の大きめなアップデートは「1.1.0」と2桁目を上げるなどのルールを決めておくと進めやすいと思われます)
Default Icon
デフォルトのアイコン画像
※iOS版と共有
「1024×1024」サイズの画像を設定する
Icon設定
Adaptive (API26) icons
最低限の設定として、xxxhdpi(432x432px)のBackgroundとForegroundにアイコンの背景画像とアイコンの本体画像を設定すれば問題ありません(デフォルトアイコンの背景画像と本体画像を分離して設定でOK)
Other Settings
Identification
Package Name
パッケージ名の設定を行う必要があります
名称は基本的に「com.デベロッパー名.プロジェクト(アプリ)名」と入力します
Version
バージョン
iOSと共有の番号でリリースビルド更新の度に変更する必要があります
Bundle Version Code
Android版用のバージョンで更新の度に変更する必要があります
Minimum API Level
動作保証の最低APIレベルを設定
Target API Level
動作保証のAPI レベルを設定(AndroidのOSのバージョンアップに合わせて上げる必要がある)
Configuration
Scripting Backed
IL2CPPを選択
Target Architectures
ARM64(64ビット対応は必須)
Publishing Settings
Androidでは証明書を使用してデジタル署名をする必要がり、「Keystore Manager」で事前にキーストアと鍵を作成して設定を行います
Android Keystore Manual – Unityマニュアル Version:2023.2(Unityバージョン毎に記載)
Project Keystore
作成した際に設定したパスワードを入力して有効にする
Project Key
作成した際に設定したパスワードを入力して有効にする
まとめ
今回Android版リリースの為に、最低限設定が必要な項目を箇条書きしました
今後、画像の追加や詳細の追記を行なっていく予定となります
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